可能性の芽はとりあえず摘んどけ!2007/10/20 20:08

「また負けちった!!」と校庭で野球をして遊んでいた次男が帰宅した。
「誰のチームに負けたの?」と聞いたところ…「え?6年生。ヤンキース入ってんの。」と次男。
ヤンキースとは、この地域のリトルリーグのチーム。そこで野球をやっている6年生に負け続きなんだそうだ。ちなみにうちの次男は無所属(?)の1年生。う~む…

「俺も入るかな~?そしたら勝てんのかな~?」なんて事を言い出した。「うまくなりてー!ぜってー勝ーつ!」気持ちはわかるが…リトルリーグ、なかなか大変よ?親が(おいっ)

私は何かをやりたいと子どもが言い出したら、とりあえずダメという。
それに対するマイナス面を列挙してやる気を萎えさせる。
「なんてぇ親なんだ!せっかくの子どものやる気を!」って言われるね、きっと。

でも子どもなんて誰でも可能性のカタマリだし、好奇心もすごい。
そんなの全部本気にして期待してたら、キリがない。
だから可能性の芽は摘む。出ても出てもガンガン摘み続ける。
そのうち、摘んでも摘んでも生えてくるのが見つかる。これは本物。
だからこっちも全面的に応援、協力する。

そりゃ子どもがいろいろ伸びてくれるのは嬉しいけどさ。
一時の「やりたい!」とか、他者の期待感じ取っての「やる!」ってのを全部真に受けてやらせてさ、何年か経って「行きたくない」「やめたい」って なった時に子どもを怒るの、それは何かおかしい気がして…そりゃ子どもに気の毒だよ。
そのやる気が本気か見極めて、本気ならやらせるけど、それにあたってはいつまでは絶対にやめないって条件をつける。それでひるんだらやらせない。

それで十分じゃない!
あんまりレール引きすぎたらさ、自分で前に進めない子になっちゃう。
そっちの方が、私はよっぽどこわいけどな……